病院における無茶な要求

2週間ぐらい前から咳がちょっとずつ酷くなってきたんで、病院に行ってきました。咳っていうのは厄介で始めは「ケホッ、ケホッ」ぐらいなんですけど、そのうち「ゲホッ、ゲホッ」となってきます。その2週間の間にも良くなったり、悪くなったりを繰り返して途中龍角散を舐めたりして、「このまま治るかな~」と能天気に自分の喉に期待するんですけど、結局、酷くなってあぁこりゃもうダメだと諦めて病院に行くハメになります。

 

で、肝心の病院なんですけど皆さんもご存じの通り「何時ごろに自分の番が来そうかな~」と気にしながら問診票を書くことになるんですが、そこでいつも手がぴたっっと止まる箇所があってですね。

「いつから症状が出ましたか?」の部分に、症状が出始めた日と日時を書くんですが日はまだ覚えてるとして、時間まで全く覚えてない。そもそも咳って最初はかなり軽い状態で始まるので、そんなところまでいちいちチェックしてません。で、時間のスペースを空欄にして出すんですけど、そうするとあとから看護師さんが直々にやってきて「時間は?時間は?」つって厳しめに問われます。

 

そうなるとこっちも「憶えてません」とは言いづらいので、いつも「いや~たぶん夕方の6時くらいですかね」って言うので、私のカルテにはいつも症状が出始めた時間は6時と記載されていると思います。

 

あとですね、病院からの要求で印象深いことが前にあって、古い昔からやっている耳鼻科クリニックに行った時なんですけど、自分の診察が始まる直前は診察室に入って診察を受けている人のすぐ後ろで待機するので会話が丸聞こえなんです。

で、おばあちゃんがアレルギー鼻炎で受診したらしくて、おばあちゃんに薬やら鼻炎がひどくならないためにどうすれば良いのかをおじいちゃん先生が説明していたんですが、その対策がまた無茶で「普段、家から出んといてください。窓も閉めてといて」というものでした。

 いや、それ無理じゃ?と思いましたが、おばあちゃんがニコニコ頷いている様子だったので実践するかどうかは別としてそれで良かったんだと思いました。まぁ、昔からかなり無茶な要求をする病院として一部の人間の間で有名だったので、なんの不思議もありません。

 

それよりも私が勝手に無茶な要求と感じているだけで、病院側からしたら何の無茶さも感じていない可能性の方が高いので、単にお互いの認識の違いだと思います。